フランス1800年代末頃、幼子イエスキリストのオブジェです。
遠くを見つめる幼子は自らの運命を暗示する十字架と茨の棘の冠を握り、周りにはキリストの磔刑に関する様々な受難具(キリストの胸を突いた槍、酢を含ませた海綿を先端に取り付けた棒、金槌、3本の釘、鞭、埋葬の時に使った香油を入れた器)が刻まれています。
高さは14.5cm、台座の大きさは16×9cmとなります。
ずっしりとした重みのある石膏製で重厚な質感。
特に目立つダメージは無く19世紀の石膏像としてはとても良い状態だと思います。
飴色に変わりつつある風合いも合わせて味わって頂ければと思います。
*こちらの聖像は1万円以上ですので、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です