

幼子イエスキリストの大理石像です。
布の滑らかさ、子供らしいふっくらとした体、まつ毛まで大変精密で美しい彫刻作品です。
十字架、イバラの冠はキリストの受難具の代表的なもの。
傍の棕櫚の葉は殉教を表す印(しるし)。殉教の聖人たちとともに描かれることも多いモチーフです。(これまでに、聖フィロメナ、セシリア、アグネス、ジャンヌダルクなどのメダイにおいて棕櫚の葉とともに描かれたものを扱っております)
底面に貼り付けてある古い紙片の文字は「・・の記念、1887年」という程度しか理解出来ませんが、聖像の由来のような事が記されているようです。
こちらの像は石膏やメシャム(海泡石)ではなく大理石製。
滑らかで緻密な肌はギリシャ彫刻のよう。
ずっと見つめていたいような気持ちになる素晴らしい幼子イエス像です。
大きさは10×5cm(台座)、高さは4.5cmほど(頭までの高さ)となります。
お鼻や指先、クッションのフリンジまでとても良い状態ですが、片足の親指の先に古い時代の欠けがあります。画像をご確認下さい。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です