フランス1920-30年代頃、イエスキリストの磔刑の場面を表した大きな盾です。
十字架上のイエスキリスト、左には見上げる聖母マリア、右側には使徒ヨハネ、そして十字架に取り縋り嘆く女性はマグダラのマリアです。
突然の嵐、雲の間からの雷、厚い雲の間からは満月が覗いています。
下の部分の大きな文字「SALVATOR MUNDI」は救世主、すなわちキリストのこと。
プレートの右端には彫刻家Escuderoのサイン入り。メダイ彫刻家としても知られる人物で、1900年代初頭から30年代頃に活躍しました。
当店ではこれまでにこの彫刻家のメダイを度々扱ってきましたが、このような大きな作品は初めてとなります。
向かって左端のRCの刻印は工房名?かと思われます。
シックな木目が美しい木板はローズウッド(紫檀)。硬く重い木材で耐久性が高く、その特性を生かして高級家具や彫刻用、楽器などにも使用されているそうです。
31.5cm×21.5cm、板の厚みは2cm、重さは1.5キロほどあります。(裏面のリングはしっかりと取り付けられています)
重厚感溢れる素晴らしい作品です。ぜひこの機会にいかがでしょう。
(画像の磔刑図のカードも一緒にお付け致します)
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