フランス1900年代初頭頃、フランソワ1世の象徴である火を吹くサラマンダーの紋章付きロケットです。
(フランス王ルイ12世(1462-1515)の娘クロードと結婚したのがフランソワ1世(1494-1547)です)
横にスライドすると中のミラーが現れる仕組み。
シャトレーンのようにチェーンの先に付けて腰に下げていたものと思われます。
ずっしりとしたブロンズに、元々は銀鍍金が施されていたようです。(画像のシルバー色の部分が鍍金が残っている箇所)
大きさは直径4.2cm、重さは41gあります。
横にゆらゆらとスライドするタイプですので、カチッと固定されるつくりではありません。
また、蓋との間にごくわずか隙間がありますので画像をご確認下さい。