フランス1800年代後期、聖母マリアのメダイを製作するための鋳型です。
17世紀からメダイを始めとした聖品を製造していた工房の閉鎖時に出てきたもの。
工房の閉鎖は1900年初頭頃、こちらのお品物は1800年代後期に彫刻家の手により制作されたメダイの型だそうです。
側面のVILLEMINの文字は名前のようですので、製作者名と思われます。
マリア様の横には、フランスの聖地のひとつであるサレットの文字が横に彫られています。（サレットの聖母）

まとまって出てきたものを所有していたフランスのコレクターから譲ってもらいました。
長くアンティークのメダイやクロスを見てきましたが、原型となる型を手にしたのは初めてです。

ずっしりとした鋼鉄製、3.2×2×（高さ）2.5cm。重さは111gあります。
コレクションとしてはもちろん、ペーパーウエイトやオブジェとして飾っても素敵です。

＊こちらのお品物は1万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です