
ルネッサンス期の巨匠ラファエロの21歳の時の作品「聖母の結婚・Sposalizio della Vergine(1504年)」をモチーフとした聖水盤です。
「聖母の結婚」は当店では初めてのお取り扱いとなります。
神殿の司祭の前に現れた天使が「国中から独身の男を集め、一人1本ずつ杖を持たせよ」
「杖の先に花が咲いたものがマリアの夫となる」というお告げを授けました。
花びらが付いた杖を持つ大工ヨセフが夫に選ばれ、聖母マリアと結婚をする場面を表したもの。
ヨセフの後ろや神殿の前には、選ばれなかった男たちの姿が。右の二人は悔しげに杖を折ろうとしています。
聖水盤全体が神殿のような作りで、人物たちの立体感はもちろん背後の街並みとの遠近感も感じられ、ブロンズと錫の異なる色合いが重厚感も醸し出しています。
製造国はフランス、1800年代後期頃のお品で祭壇などの壁面や家具に直接取り付けられていたものと思われます。
裏面には取り付けられていた際のネジ?が付いたままですが、それを生かして壁に掛けたり(リングやS字フックを使っても)、家具に取り付けたりあるいは額装したり、色々とお楽しみ下さいませ。
大きさは22.5×9cm、重さは385gとなります。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料は無料です
(ラファエロの作品)
