長い杖を持ち巡礼者の姿をした聖ヤコブのメダイ。フランスの1900年代前半のお品です。
キリストの弟子のひとりである聖ヤコブ(大ヤコブ)の遺骸が見つかった場所であるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラは、ヨーロッパ各地から巡礼の最終地点として知られています。
向かって左端には、1920-30年代にかけて活躍したフランスのメダイ彫刻家Bouixのサインが入っています。(右端の「AP」はメダイ工房の刻印)
裏面は殉教のしるしとして用いられることの多い棕櫚の葉と十字架です。
素材は真鍮にシルバープレート(銀鍍金)。
大きさは直径2cm、リングは0.6cmとなります。