楽器を奏で歌を歌いながら神を賛美したことから、音楽の守護聖人として知られる殉教の聖女セシリアのメダイです。
オルガンの鍵盤の上のところに、アールデコの時代、1920-30年代にかけて活躍したメダイ彫刻家Kissingのサインが入っています。(以前お取り扱いしました1925年の聖年記念のピウス11世のメダイにも、このKissingのサインがありました)
こちらのオルガンを奏でる聖女セシリアのモチーフは、17世紀のイタリア・フィレンツェの宗教画家カルロ・ドルチ(Carlo Dolci)の絵画が元になっています。
今回と同じ構図のセシリアのメダイを当店で何度かご紹介しましたが、元になっている絵画は同じでも製作する彫刻家によって表現方法は様々。
こちらのKissingのメダイは、セシリアのお顔の美しさや衣のひだの柔らかさが際立っているように感じます。
裏側には、ラテン語で「教会音楽の守護聖人セシリアよ、我らのために祈り給え」の文字と
殉教、純潔を表すユリの花が刻まれています。
3.4×3.4cmと大きく厚みのあるメダイ。素材は真鍮にシルバープレート(銀鍍金)。
磨耗が少なくとても良い状態です。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です