フランス1800年代後期頃、マザーオブパール の聖水受けと十字架が付いた聖水盤です。
丸みを帯びたドーム型のガラスの中のモチーフはND de L’EPINE(ノートルダム ドゥ レピーヌ)。
15-16世紀にかけて建造されたゴシック形式の大聖堂は幼子イエスと聖母マリア(聖母子像)に捧げられました。
(フランス側の)サンティアゴ・デ・コンポステーラへの道としてユネスコの世界遺産にも登録されています。
この聖母子像は中世の時代に羊飼いの少年によって燃え盛る森の中で発見されたと伝えられているそうです。
4頭の羊たちと一緒に聖母子を見上げ祈る羊飼いの少年。聖母子の左側には鳩のような鳥の姿も。
向かって右はじには彫刻家名と思われるA.Gのサインが入っています。
木製フレーム内部の彫刻部分はメシャム(海泡石)、虹色に輝くマザーオブパール も美しいですね。
トップの十字架に少し歪みがありますが、全体の雰囲気を損なうような感じではないと思います。
全体の大きさは17.5×10cm。
裏面上部に、壁にかけるためのリング付き。
小品ですがとても繊細で柔らかな聖品だと思います。
*こちのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です