フランス1800年代末頃、彫り紋章が施された木製ビーズと十字架のロザリオです。
クロスを光にかざして中央の小さな穴を覗くと、ほんの小さな空間に巡礼地ルルドの聖母、お告げの場面、聖ベルナデッタ、大聖堂(初期の大聖堂)が現われます。
筒状のスタンホープレンズとマイクロフォトの技術を使って作られた、当時としては大変珍しかったであろう素晴らしい工芸品でもある聖品です。
付属のメダイは「幼子イエスと聖父ヨセフ・聖女リタ」となります。
聖リタはイタリアの守護聖人ですので、ローマ(バチカン)巡礼などの記念品として後から取り付けたものと思われます。(ロザリオよりも後年のメダイです)
クロス・・4×3.2cm
クロスの上〜ハート型のセンターの上まで・・11cm
輪の長さ・・73cm
ビーズ(数珠)の大きさ・・0.6~0.8cm(主の祈りのビーズはやや大きめです)
フランスのルルドの泉とは・・・1858年、マッサビエルの洞窟に聖母マリアがご出現し、少女ベルナデッタへお告げを授けた場所から湧き出た泉が「ルルドの泉」です。
聖なる水によって病気が直るといわれ、現在でも世界中から人々が集まるカトリックの聖地のひとつとなっています。
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