幼子イエスと二人の天使のシルバー製メダイ。フランスの1900年代初頭頃のお品です。
リングを通す穴の左側に、パリで製造された銀製品を示す「横向きのイノシシの頭」の刻印。
右側の菱形の刻印は工房印です。

イノシシの頭の裏側のギザギザとした箇所には昆虫が刻印されています。（磨耗の為やや分かりにくいかもしれません）
これは銀などの刻印の偽造防止のために打刻されたもの。メダイやクロスなどの聖品に限らず他の銀製品でも見かけることはありますが、摩耗のため殆ど分からなくなっていたりもともと打刻されていない場合もあります。（虫がいないからといって銀ではないということではありません）

美しい天使はガブリエルとラファエルでしょうか。頭上には聖霊を表す鳩が刻まれています。
向かって右の端に、1800年代後半〜1900年初頭かけて素晴らしい聖品を製作した彫刻家E DROPSY（EMILE DROPSY）のサインが入っています。
裏面の鐘と天使たちも本当に滑らかで可愛らしく、両面ともにドロプシらしい素晴らしい作品だと思います。
（裏面のサインは左下の辺りです）

摩耗がほとんど見られず素晴らしいコンディション。
大きさは直径1.8cm、リングは0.5cmとなります。

＊こちらのお品物は１万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です

シルバーネックレス(38cm)は別売りです

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