モルフォ蝶の羽をガラスの中に閉じ込めたシルバーペンダント、シルバーチェーン付きです。
モルフォジュエリーとしては珍しいフランス製で、裏面にはモルフォの文字とともにパリで製造された銀製品を示す「横向きのイノシシの頭」の刻印、工房印入り。
南米に生息するブルーモルフォ蝶は、宝石のような羽根の美しさから古くは英国ヴィクトリア女王にも愛されていたとか。
1920年代に入りガラスの中に羽根を閉じ込める技術が確立され、ジュエリーとして広く普及したそうです。
1924年の大英帝国万国博覧会にてモルフォ蝶のジュエリーが出品されたことがその後のヨーロッパでの流行に繋がりました。
天然のモルフォ蝶はその後乱獲を防ぐために採取が禁じられましたので、モルフォジュエリーは1900年初期、前期頃のごく短い期間に作られたものということになります。
近年になって養殖されたモルフォ蝶を使ったアクセサリーも販売される様になったそうですが、今回ご紹介のお品はフランスで1900年前期に制作されたものです。
また、周囲とカン部分にはびっしりとマーカサイトが埋め込まれています。
黒いダイヤとも呼ばれるマーカサイト(マルカジット)は控えめな輝きが魅力で、様々なジュエリーで銀と組み合わされることの多い鉱石です。
一つ一つ爪を起こして固定した丁寧な作りとなっています。
大きさは2×1.5cm(穴の部分は含まず)、リングは1cmですがチェーンを通す穴の部分は0.5cmです。
モルフォペンダントとしては珍しいマーカサイト入り。本当に美しいアンティークジュエリーです。
*こちらのお品物は1万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です









シルバーネックレス(50cm)は別売りです

