フランス1900年前後、初聖体拝領記念の大きめサイズのシルバーメダイです。
リングを通す穴の右側に、フランスの銀製品を表す印の一つである「蟹」の刻印あり。
横の菱形の刻印は工房印です。
「蟹」の刻印の裏側には昆虫が刻印されています。（磨耗の為やや分かりにくいのですが）
これは銀などの刻印の偽造防止のために打刻されたもの。メダイやクロスなどの聖品に限らず他の銀製品でも見かけることはありますが、摩耗のため殆ど分からなくなっていたりもともと打刻されていない場合もあります。（虫がいないからといって銀ではないということではありません）

中央にはピンクゴールドの金鍍金が施された聖杯と聖体。
両側にはパンの元である小麦と、ワインの元である葡萄が刻まれています。
（聖体拝領とはパンとワインがキリストの体と血に変化し、それを信徒が分け合う儀式のこと）
アール・ヌーヴォーの雰囲気漂う透かし細工が美しいメダイです。

大きさは3×2.2cm（穴の部分は含まず）、リングは0.6cmとなります。

＊こちらのお品物は１万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です

シルバーネックレス(50cm)は別売りです