1920〜30年代頃のフランスアンティークの卓上十字架です。
両側の麦の穂は、小麦粉から作られるパン、つまりキリストの肉体を表わしています。
十字架の上部には、ラテン語で「ユダヤの王であるナザレのイエス」を意味する
「INRI」の文字は刻まれた、キリストの罪状書が打ちつけられています。
古色を帯びたキリスト像の色合いが素晴らしく、磨耗が少ないためお顔の表情も
はっきりと見て取れます。
台座の角に黒いペイントの剥げがありますが、そのほかは大変良い状態です。
落ち着いた佇まいの卓上十字架は意外と珍しいように思います。
この機会にぜひいかがでしょうか。
大きさは
高さが27,5cm、十字架の横幅は13cm、台座の横幅は12,5、重さは296gとなります。