1930年代後半頃の小さな礼拝堂(祭壇)です。
観音開きの扉を開けると、金彩が施されたプレートに付けられた
「ボーランの聖母」のメダイが現れます。
ボーランの聖母・・・1932年、ベルギーのBEAURAING(ボーラン)という町の
河にかかる橋の上や、女子修道院の庭のサンザシの木の上に度々 ご出現
された聖母マリア。
その時の聖母の胸には、金色に輝く御心(心臓)が見えていました。
しかし、5人の子供たちにしかその姿は見えなかったといいます。
聖母は「罪人の回心について」と「祈りなさい」という言葉を 告げられました。
後にその場所には、小さな礼拝堂が建てられたそうです。
透かし細工のアーチ状の屋根(?)のところには、王冠、天使、そして
精霊を表わす鳩が刻まれています。
素材は真鍮にシルバープレート。
こちらのお品はベルギーの聖地ボーランがモチーフですが製造国はフランスです。
(裏側にMADE IN FRANCEの刻印入り)
大きさは6×3,5cmと小さめですが、驚くほど緻密で美しいお品です。