4世紀頃のローマ時代、ギリシャの若き王女であったと言われている、殉教の聖女フィロメナ(FILOMENA)の
シルバー製メダイ。1800年代半ば〜後半頃の大変古い時代のお品です。
リングを通す穴の横に、パリで製造された銀製品を示す「横向きの猪の頭」の刻印あり。
聖女フィロメナ・・1802年に、ローマのカタコンベ(地下墓地)の中から碑文が刻まれた墓石とフィロメナのものと
思われる遺骨が見つかったことから、それまで忘れ去られていたフィロメナの存在が再認識されたそうです。
こちらのメダイにはその出来事を意味する石棺とフィロメナ、天使が刻まれています。
裏側はキリストを表すPX、聖三位一体の矢、それに殉教のしるしである棕櫚の葉。
大きさは2×1,7cmとなります。