聖女テレーズ(テレジア)の古い写真が納められた、ガラス×シルバーのメダイです。
片側は、聖体拝領のドレスに身を包みお花の冠のベールを被った少女の頃のテレーズ(テレジア)。
反対側がバラに包まれた十字架を抱える、修道女の姿のテレーズとなります。
(こちらは以前当店で扱いましたホーリーカード。メダイの中のテレーズ様と同じお姿です。)
![](https://eggplant.ocnk.net/data/eggplant/product/20171109_f548bf.jpg)
金属部分はシルバー製。リングを通す穴の下のところのくぼみがホールマークです。
くぼみの形状から、パリで製造された銀製品を表す「横向きの猪の頭」の刻印と思われます。
聖テレーズ(1873-1897)は、ジャンヌダルクに次ぐフランス第二の守護聖人です。
苦しい闘病生活の中でも祈りの道に励み、宣教の保護者と言われ、「小さき花のテレーズ」「幼きイエズスのテレーズ」と呼ばれています。
死後わずか26年目の1923年に列福、1925年には当時のローマ教皇ピウス11世により列聖されました。
こちらのメダイは列福または列聖記念に制作されたものでしょう。
大きさは1.3×1cmとなります。