ステンドグラスのようなエナメル彩色が美しい、ずっしりとしたブロンズの扉付き祭壇です。
扉を開くと、中央には聖母子、左右には祈る姿の天使が現れます。
扉の外側のPXのモノグラムは、ギリシャ語のキリストを表す最初の2文字の組み合わせ。
右側はAVE MARIA(アヴェ・マリア)のAとMが組み合わされています。
裏面には小さな十字架とIHS(Iesus Hominum Salvator、キリストの意味)、聖母とキリストの2つの御心(心臓)、聖母マリアのMの文字が刻まれています。下部のサインはDetS Piéchaud(1922-2011)。
中世の頃のイコンや十字架を題材に、ブロンズとエナメルによる芸術的な作品を製作したフランスの彫刻家の名前です。
彼の息子や孫によって工房は現代にも引き継がれていますが、こちらは創設者のドミニク・ピショーの若き頃
1950-60年頃の作品となります。
高さは13.5cm、扉を開いた時の横幅は14cm、重さは350gあります。
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