エングレーヴィング技法により描かれた、ルルドの聖母マリアのお告げの場面。フランス1900年代初頭頃、扉付きの三面祭壇です。(シルバープレート、銀鍍金)
下のところに「ルルドの聖母のご出現」、その下に「WICKER」のサインが入っています。
この彫刻家は1800年代半ばから1900年初頭にかけてフランスで活躍した人物で、銅板画の基となる宗教作品を中心に制作していたそうです。
光の中に立つ聖母の美しさ、ひざまづくベルナデッタの口元は微笑んでいるようにも見えますね。
隅々までの細かな描写は金属版エングレーヴィングならではです。
両扉には聖母の18回に及ぶご出現のこと、1858年の3月25日の16回目のご出現の時についにご自分の名を告げたことが刻まれています。
最後の一文「Je suis L'Immaculee Conception(私は無原罪の宿りです)」は聖母を象徴する言葉として広く知られています。
高さ・・13.3cm
横幅・・閉じた時7.5cm、開いた時12cm
重さ・・416gとずっしりしています
全体はシルバープレート(銀鍍金)仕上げです。
フランスのルルドの泉とは・・・1858年、マッサビエルの洞窟に聖母マリアがご出現し、少女ベルナデッタへのお告げを授けた場所から湧き出た泉が「ルルドの泉」です。
聖なる水によって病気が直るといわれ、現在でも世界中から人々が集まるカトリックの聖地のひとつとなっています。
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