フランス1800年代末頃、ロレーヌ十字とアザミの花が特徴的な宝石箱です。
蓋の前後ろにはロレーヌ地方の紋章(王冠、鷲、ピンクゴールド鍍金のロレーヌ十字)。
各所にもロレーヌ十字。
(ロレーヌ十字の先端のクローバーのような形は聖三位一体(父と子と精霊)を表しています)
側面には立体的なアザミの花。
アザミはスコットランドの国花として有名ですが、フランスのロレーヌ地方を象徴する花でもあります。
また、キリストが架けられた十字架から抜いた釘を聖母マリアが地面に埋めたところ、そこから生まれてきた花がアザミであると伝えられていて、キリスト教では聖花のひとつとなっています。
内部はモスグリーンのビロードのクッション張り。
退色は見られますが破れはなく、時代を考えればとても良い状態です。
大きさは
横幅・・9cm
奥行き・・5.5cm
高さ・・5.5cm
重さ・・218g
本体はピューター(エタン)のような硬質な金属製。
アザミ、ロレーヌ十字などのモチーフはブロンズ(赤みを帯びた銅を含む素材)と思われます。
正面から見ますと蓋が1ミリほどずれているように見えますが、カチッと音を立ててしっかりと閉まります。
開けるときは前面下部のお花のような突起を押して蓋を持ち上げて下さい。
どの角度から見ても重厚で雰囲気のある宝石箱。
大切なものの収納にいかがでしょう。
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背面です






