フランス1800年代後期頃のシルバー×ガラスのメダイ。
プレート状の銀のメダイに刻まれているモチーフは、下記の通りです。

十字架の下の1204年は、第4回十字軍が聖なる十字架の断片を持ち帰ったとされる年。
以下の言葉が刻まれています。

vraie croix miraculeuse
真なる奇跡の十字架

反対側は、遺物などを納めるための聖廟のモチーフで、周りの文字は下記の通りです。
sang de miracle
奇跡の血（聖血）

銀製で雫のようなガラスのメダイはそれだけでもなかなか珍しいのですが、当店では運良く何度か扱って参りました。
様々なモチーフがある中、こちらのようなテーマのお品は初めて目にしました。
珍しい、貴重な聖品をお探しの方におすすめ致します。

大きさは1×0.8cm。（縁の部分の欠けのように見えるところは、元々ガラスが縁までかけられていなかったようにも見えます）