イエスキリストの死と復活に立ち会ったというマグダラのマリアが描かれた
19世紀の絵皿です。
キリストの足に香油を塗った女性、またキリストが唯一愛した女性という
捉え方もされているのはご存知の方も多いと思います。

これまで、マグダラのマリアのアンティークメダイもいくつか扱ってきましたが、
長い髪の毛はだいたいこちらのようにウェーブがかかったスタイルでした。
そういう姿であったことが定説になっているのですね。

こちらの絵皿ははフランス語でSte Madeleine（聖マドレーヌ）の表記。
1800年代後半頃のベルギー、ボッホ窯の陶器です。（転写プリント）
裏側のマークは「BOCH FRES KERAMIS」
BOCH（ボッホ）家がルクセンブルクからベルギーに移った1841年に設立されました。
（現在のベルギー王室御用達、ロイヤルボッホ窯の前身）

100年以上前の陶器ですが欠けやヒビはありません。
お皿の縁の部分は釉薬が剥げたところがあり、シミなどもございます。
画像にてご確認下さい。

大きさは直径20cmです。
画像で使用しているお皿立てを一緒にお付けします。（現行品です）