「黒い聖母（聖母子）像」が納められた、1800年代半ば〜後半頃の
木製フレームです。

ヨーロッパ各地で「黒い聖母」と呼ばれる像が納められている教会は
いくつもありますが、こちらのお品物はドイツあるいは東ヨーロッパのお品。
何百年もの間、教会の蝋燭の煤などに燻され黒ずんだ木製の聖母像を
「黒い聖母」と呼ぶようになったという説が一般的でそうです。

可愛らしさを感じるお花の装飾や頭上のガラスビーズ、聖母子の衣の
紋様も大変繊細ですね。
聖母子像の素材は恐らく蝋だと思われます。

画像を見てもお分かり頂けると思いますが、特筆すべきダメージ箇所は
見当たらず、大変に良い状態を保っています。
（裏面のビロード生地は、後年になって貼り直されたものかもしれません）

大きさは21×16cm、厚みは4cmほどとなります。

＊こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックの送料、
代引きの場合の手数料も無料です