愛する人の遺髪を編んで思い出とともに閉じ込めた、19世紀フランスの
ルリケールです。

描かれている文字は・・

à notre mère

précieux souvenirs de Constance Chaperon decedé à mazebrough
le 4 mai 1884 âgée de 70 ans,

母へ捧ぐ

大切な思い出
Constance Chaperon　1884年5月4日70歳没


布花と遺髪を組み合わせたものも見かけることがありますが、
こちらはモチーフ全てが髪の毛で作られています。
故人への深い愛情を感じるルリケールです。

黒木と金色の枠との組み合わせという、ナポレオン3世時代に
流行したスタイルの典型的なつくりです。
大きさは23×19cm、ガラスは滑らかなドーム型。

裏面には製作した工房？のラベルが貼られています。
（こちらには1870、1877年などの記載があります）

木枠、ガラス面、内部にダメージ箇所は見当たりません。
130年前のアンティークとしては大変良い状態だと思います。

＊こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックの送料、
代引きの場合の手数料も無料です