バラに包まれた十字架を抱える聖女テレーズのメダイです。
裏側には「LISIEUX」のバジリカ（聖堂）と1937年の年号が刻まれています。
フランスのリジューはテレーズが生涯を閉じた場所。
聖テレーズに捧げられたバジリカは1937年建立ですので、こちらはその記念に製作されたメダイと思われます。
素材は真鍮にシルバープレート（銀鍍金）、大きさは1,7×1,7cmとなります。

聖女テレーズ（1873-1897）は、ジャンヌダルクに次ぐフランス第二の守護聖人、宣教の保護者です。
苦しい闘病生活の中でも祈りの道に励み「小さき花のテレーズ」「幼きイエズスのテレーズ」と呼ばれています。
死後わずか28年目の1925年、教皇ピウス11世により列聖されました。

（同日掲載のメダイです）