イタリアで製作された扉付きの小さな祭壇です。（お祈りのための礼拝堂のようなもの）
木製、1900年代半ば頃のお品となります。

観音開きの扉を開くと、ピエール・ミニャール（1612 - 1695）作「葡萄の聖母」が現れます。（複製画）
優美な聖母像で知られるバロック画家ミニャールの代表作です。（ルーヴル美術館所蔵）
（両扉の楽器を奏でる天使はフラ・アンジェリコの作品）

木の板に漆喰または石膏を薄く重ね浅彫り紋様を施し、最後に彩色を施していますが、色の剥げや欠けは見当たらずとても良い状態です。
大きさは、高さ19.5cm、開いた時の横幅は21.5cmとなります。

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