赤みがかった柔らかな色合いが特徴であるローズゴールド鍍金のアンティークロケットです。
フランス、1900年代初頭頃のお品となります。

内部には聖遺物入れのような深さがありますので、大切な人の思い出の品を入れるためのモーニングロケットだったと思われます。
モーニングとは「MORNING、朝」のことではなくMOURNING「喪、哀しみ」の意味。
アンティークジュエリーがお好きな方はご存知かと思いますが、モーニングジュエリーとは大切な人の思い出の品あるいは遺物（遺髪など）を宝石の奥にしのばせたり、ロケットに納めるなどして身に着けるためのジュエリーのことです。（入手時には何も入っていませんでしたが）
中央の深い紫色の石はアメジスト。表面に経年の傷がありますので予めご了承下さい。
本体の大きさは2.3×1.8cm、ロケットのくぼみ部分は2×1.5cmとなります。
同年代のものと思割れるローズゴールド鍍金のチェーンの長さは41cmです。
チェーンはところどころ黒っぽく変色している箇所がありますのでお好みでご使用下さい。