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ホームメダイ聖女セシリアの殉教のメダイ
商品詳細

聖女セシリアの殉教のメダイ

販売価格: 0円(税込)
アンティーク、ヴィンテージ品は殆どのお品が1点ものでございます。 SOLD OUTとなりましたお品物の再入荷のお問い合わせやリクエストはお受けしておりませんので何卒ご了承下さい。 (過去の販売品の価格等についてのご質問にもお答えしておりません)



楽器を奏で歌を歌いながら神を賛美したことから、音楽の守護聖人として知られる聖女セシリア(2世紀頃)。
殉教の時の姿を表したメダイです。イタリアの1900年代前半頃のお品。

表側
横たわるセシリアを覆う植物は殉教のしるしであるシュロの葉、傍らには純潔を表す白い百合の花が刻まれています。
S.CECILIA ORA PRO NOBIS(ラテン語で)聖セシリアよ 我らのために祈り給え
右下の端に、彫刻家のものと思われるサイン(モノグラム)が入っています。

裏側
中央のPXのモノグラムは、ギリシャ語でキリストを表す最初の2文字の組み合わせです。
左右には、物事の始まりと終わりを意味するΑ(アルファ)とω(オメガ)の刻印。(永遠の存在であるキリストの意味)
ROMA CATAVOMBE DI S.CALLISTO(ローマ サン・カリストのカタコンベ)

聖セシリアの聖遺物(遺体とされています)は、はじめはローマのカタコンベ(サン・カリストのカタコンベ)に葬られていましたが、1599年にサンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会(4世紀に創建され、その後9世紀に再建)に移されました。
ルネサンス期の彫刻家ステファノ・マデルノによる聖セシリアの大理石像が製作されたものこの頃。
聖遺物(遺体)を移すためにセシリアの墓が開けられた1599年に「私が目にした聖セシリアの姿を偽りなく再現した」と、この彫刻家が宣誓した石版も残されているそうです。
(2世紀以降、1599年の時点でその遺体は腐敗することなく残されていた、ということになりますね)
3度の斬首に耐え3日間生き延びた末に亡くなったという聖セシリア。首にはその傷跡が表わされています。

大理石像のオリジナルはサンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会に、もう一体の像は当初の墓であったサン・カリストのカタコンベに置かれています。
画像は1900年代前半頃のカタコンベ内部の聖セシリア像。もう1点はサンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会の中の像です。





カタコンベとは・・・迫害から逃れた多数のキリスト教徒が隠れ住んでいた場所。
(元々は古代ローマの地下墓地だったところ)
地下の内部には礼拝堂や墓地も作られ、現在でもローマには多数のカタコンベが残されています。

素材は銀を含む合金と思われます。(拡大ルーペで見ても地金が表れていませんので、銀メッキではありません)
摩耗が少なくとても良い状態です。
大きさは2.5×2.7cm(穴の部分は含まず)、リングは0.5cm。

聖女セシリアのメダイの中でも最も入手困難と言われているモチーフ。
当店では15年間で初めてのお取り扱いとなります。

*こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパックをお選びの場合の送料、代引きをお選びの場合の手数料も無料です
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当ホームページの掲載品は、アンティーク・ヴィンテージまでの古い時代のお品物となります。
変色、くすみ、摩耗などがございますが、永い年月を経た味わいとご理解下さいませ。


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