フランスの巡礼地LOURDES（ルルド）の聖母のお告げの場面が表されたメダイです。
裏面下部には、リヨンの街で1800年初頭から4世代に渡って芸術作品のようなメダイやクロス、彫刻を作ってきたPENIN家の刻印が入っています。

ローマ教皇ピウス11世（在位期間1922-1939）の横顔の周りには、ルルドの聖母のご出現から75年記念という文字が刻まれています。（ローマ数字LXXVは75の意味）
ピウス11世在位期間中の1933年に75周年を迎えたということですね。
マリア様のご出現から50年記念、100年記念のお品は扱ったことがありますが、75年目という年にも記念品が製作されていたことは知りませんでした。（数は少なかったのかもしれません）

素材は真鍮にシルバープレート（銀鍍金）。大きさは直径2.5cmです。

フランスのルルドの泉とは・・1858年、マッサビエルの洞窟に聖母マリアがご出現し、少女ベルナデッタへのお告げを授けた場所から湧き出た泉が「ルルドの泉」です。
聖なる水によって病気が直るといわれ、現在でも世界中から人々が集まるカトリックの聖地のひとつとなっています。

（お隣のメダイも同日掲載品です）