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商品詳細

聖マリアと母アンナのシルバーメダイ(19世紀)

販売価格: 0円(税込)
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フランス1800年代後期、信心深く慈愛に満ちた母親として敬愛される、聖アンナのシルバー製メダイです。

聖マリア(キリストの母マリア)と、その母の聖アンナ。
こちらは有名な「少女マリアに読み書きを教える母アンナ」の場面。
本を手にするマリアの肩に母アンナの手が優しく添えられています。
新約外典「ヤコブによる原福音」による伝承では、アンナと夫のヨアキムは老齢に達するまで子供がなく、初めての子供を授かることを天使から告げられました。
アンナは子供を神に捧げることを約束し、3歳に達したマリアをエルサレム神殿に奉献し神に感謝したそうです。
ヨーロッパや北米では聖アンナは大変人気のある聖人の中のひとりで、聖アンナに捧げられた教会や聖堂も多数存在します。(出産の守護聖人としても知られています)
聖アンナに捧げられた教会では、北米最大の巡礼地であるカナダモントリオールのサン・タンヌ・ド・ボープレが有名ですが、フランスではブルターニュ地方のオーレという町のバジリカがヨーロッパにおける聖アンナ信仰の最大の巡礼地として知られていて、こちらはそのメダイとなります。

裏面はイエスとマリア、それぞれの御心(心臓)です。
イエスの御心・・愛の炎に包まれた十字架、イバラの棘の冠、槍で突かれた心臓から滴る聖なる血
聖母マリアの御心・・愛の炎、悲しみの剣で刺された傷からの聖なる血

刻印はフランスの銀製品を示すしるしのひとつである「蟹」。
反対側の同じ位置には、小さなスペースに昆虫が刻印されています。
これは銀の刻印の偽造防止のために打刻されたもの。他の銀製品でも見かけることはありますが、大体の場合摩耗のため殆ど分からなくなっていたり打刻されていなかったり。(虫がいないからといって銀ではないということではありません)
こちらのメダイでは大変珍しくくっきりと昆虫の姿が見て取れたため、拡大画像でご紹介させて頂きました。ご参考までに。

大きさは1.7×1.5cm(穴の部分は含まず)。リングは後年のものです。(切れ目ありのタイプ)











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