幼き洗礼者ヨハネのシルバー製メダイ。フランスの1900年代初期のお品です。
リングを通す三角の装飾部分の裏側に、パリで製造された銀製品を表す「横向きのイノシシの頭」の刻印入り。

洗礼者ヨハネの象徴とされる「らくだの毛の衣服」を身に着け「杖のような細長い十字架」を抱え手を合わせています。
宗教画などでは幼子イエスと兄弟のように描かれていることも多いのですが、ヨハネの母エリザベトとキリストの母マリアは親戚でイエスキリストとヨハネはいとこ同士、後にヨハネがイエスに洗礼を施したと伝えられています。

こちらのメダイは彫刻家「TAIRAC」の手によるもの。（右下に刻印）
1900年初頭〜20年代頃まで活躍したフランスの彫刻家で、主に聖品や記念メダルの素晴らしい作品を残した人物です。
瞳や巻き毛、毛皮の質感など大変繊細に表現されています。
裏面は上部に百合の花、その下は日付や名前を刻めるように広く開けてあります。
洗礼や聖体拝領の記念に贈ることが出来るように作られたメダイと思われます。
大きさは直径1.9cm、リングは0.6cmとなります。
画像のシルバーネックレス(50cm)は別売りです。

＊こちらのお品物は１万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です