フランスの聖女テレーズ（1873-1897）の貴重な写真が納められたブック型のメダイです。
母親、姉妹、父親と写された少女の頃の姿、リジューのカルメル修道会、亡骸が納められたチャペル、テレーズ像、それにもっとも有名なお姿である「薔薇に包まれた十字架を抱える聖テレーズ」。

向かって左側（肩のあたり）にSとTを組み合わせたモノグラムの刻印（印章）が入っています。
聖人を表すSとテレーズ表すTを組み合わせたこの刻印は修道女であったテレーズが所属していたカルメル会による認証品のようなものと聞いています。
メダイや聖水盤でも見かけることがありますが、テレーズに関する全ての聖品に入っているわけではありません。

素材は真鍮にシルバープレート（銀鍍金）。
面裏ともに磨耗が少なく、内部の写真（から印刷したもの）もとても良い状態です。
大きさは3×2.2cm。一般的なアンティークのミニブックタイプよりも大きめサイズとなります。
上部にリング付きですので、ペンダントとしてもお使い頂けます。

聖女テレーズの少女の頃の姿や家族との写真を見ることが出来る聖品はなかなか貴重です。
お探しの方がいらっしゃいましたら、ぜひこの機会にいかがでしょうか。

なお、背景の印刷物もお付けします。
こちらはおそらくリジューの大聖堂への寄付をした証書（感謝の）のようなものだと思います。
1936年6月18日gallon夫人というサインが入っています。

こちらの2点は入手先が異なりますので、同じ方が所有していたものではありません。
ミニ本の方はテレーズが列聖後の1925年以降1930年頃までのものとなります。

○聖女テレーズ（テレジア）・・・フランスのリジューで24歳の若さで亡くなった19世紀末の時代の修道女テレーズ。
苦しい闘病生活の中でも祈りの道に励み、宣教の保護者と言われ、「小さき花のテレレーズ」「幼きイエズスのテレーズ」と呼ばれています。
死後わずか26年目の1923年に列福、1925年には当時のローマ教皇ピウス11世により列聖されました。

＊こちらのお品物は1万円以上ですので、ゆうパック、レターパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です

こちらは生前の聖テレーズの写真です（販売済みのホーリーカードより）