ひとつひとつが花弁状のカップに包まれた、大粒のクリスタルガラスビーズのブレスレット（チャプレット）です。
フランスの1900年初頭頃のお品。
メダイ、チェーン、ビーズのカップ、引き輪も全てシルバー製です。
メダイと引き輪にパリで製造された銀製品を示す「横向きのイノシシの頭」の刻印あり。

十字の形をしたシルバーメダイは、聖体拝領を表したもの。
中央には聖杯と光り輝くホスチア（パンを意味しています）、ホスチアに刻まれた「IHS」はキリストの意味。
両側には麦の穂と葡萄の実と葉が刻まれています。
麦の穂はキリストの肉体を表すパンの基、葡萄はキリストの血を意味するワイン（ぶどう酒）の原料ですね。

こちらのブレスレットは、10個のビーズの先に1個の主の祈りのビーズが付いたチャプレットタイプです。
コンパクトなロザリオとしてお祈りにも使用出来るようになっています。

最長で23cmですが、引き輪をビーズとビーズの間に留めることでかなり長さの調節が可能です。
画像のハンドマネキンは手首が14-15cmとほっそりとしていますので、二つ目のビーズの間で留めてみました。
メダイの大きさは2.2×2.2cm、ビーズの大きさは1.1cmほど。
細やかなカットが施されたクリスタルビーズは大粒でしっかりとした重さもあります。
（当店で扱ったチャプレットとしてはこれまでで最も重い34g）

とても美しく重厚なアンティークチャプレット。一生お使い頂ける祈りの聖具としていかがでしょうか。

*こちらのお品物は1万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です