フランス1900年初頭、動物（牛、または水牛）の骨を削って作られたビーズのロザリオです。

クロスを光にかざして中央の小さな穴を覗くと、ほんの小さな空間にルルドの聖母、お告げの場面、聖ベルナデッタ、大聖堂などが現われます。
筒状のスタンホープレンズとマイクロフォトの技術を使って作られた、当時としては大変珍しかったであろう小さな工芸品。
左右には二人のローマ教皇のお姿も。
向かって左はピウス10世（在位期間1903-1915）、右側はレオ13世（1878-1903）。
1903年、教皇の代替わりを記念して制作されたものと聞いています。

ボーンビーズは劣化や変色が少なく、とても良い状態です。
このタイプのレンズの内部は、濁っていたりひびが入っていたりと状態が悪いものが多い中、クリアでくっきりと浮かび上がるコンディションのものは貴重です。
古い時代の素晴らしい信心具だと思います。

ビーズの数は59個全て揃っています。

クロス・・4.5×3cm
クロスの上〜センターメダイの上まで・・10cm
輪の長さ・・56cm
ビーズの大きさ・・05〜0.7cm（彫り紋様が施された主の祈りのビーズは大きめサイズ）

＊こちらのロザリオは1万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの場合の送料、代引きの場合の手数料も無料です