フランス1900年代前期、聖母マリアのエナメルメダイがセットされたシルバー製ロケットペンダントです。
リングを通す穴の横に、パリで製造された銀製品を示す「横向きのイノシシの頭」の刻印入り。
裏面にはシャルトル大聖堂の「柱の聖母（聖母子）が刻まれています。
（シャルトルの聖母よ 我らのために祈り給え）

内部はガラスで仕切られていることから、こちらはモーニングジュエリーとして作られたお品となります。
モーニングはMOURNING「喪、哀しみ」の意味。
アンティークジュエリーがお好きな方はご存知かと思いますが、モーニングジュエリーとは大切な人の思い出の品あるいは遺物（遺髪など）を宝石の奥にしのばせたり、ロケットに納めるなどして身に着けるジュエリーのことです。（こちらのお品物入手時には中には何も入っていませんでしたが）

中にエナメルのマリア様のメダイを入れてみましたのでご参考になさってみて下さいね。

大きさは2.7×2.2cm（上部の穴の部分は含まず）、厚みは1cmあります。
内部のガラスの蓋、外蓋ともにきちんと閉まります。
裏面に若干の磨耗は見られるものの、全体としてはとても良い状態です。
シンプルで美しいメダイ、大きさ、ボリューム感ともに存在感たっぷりのロケットです。

＊こちらのお品物は1万円以上ですので、レターパック、ゆうパックの送料、代引きの場合の手数料も無料です

シルバーチェーンは別売りとなります。