フランス1900年前後、アール・ヌーヴォーの雰囲気漂う聖母マリアの聖水盤です。
滑らかに表現された鈴蘭の花と5羽の鳩。
鳩は精霊を表すという意味とともに、幸福や平和の象徴でもあります。
また、5月1日は鈴蘭の日。
フランスでは再びの幸せと愛を運ぶ花鈴蘭を贈り合う習慣があります。日本でも5月1日は鈴蘭の日として知られてきていますね。

中央にはロザリオを手に祈る聖母マリア像。ごつごつとした岩の上に裸足で立つお姿は巡礼地LOURDES（ルルド）の泉のマリア様と思われます。

可愛らしい鈴蘭と、聖母の周りを飛び交う鳩たち。
お花に縁取られた聖水受けの内部には金鍍金が施されています。
底面の百合の紋章まで丁寧に作られた素晴らしい聖品です。

素材はブロンズベースにシルバープレート（銀鍍金）。
大きさは15×9cm。上部には壁に掛けるためのリング付きです。

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